研究課題
若手研究(B)
アルツハイマー病(AD)の血液中で糖鎖の変化している可能性の高い3種のタンパクについて、タンパクの同定とそれぞれの糖鎖の測定法を作製して糖鎖量を測定し、3種の糖タンパクのうちトランスフェリンともう1種の免疫系関連タンパクについてADの血液中で糖鎖量が変化していることを見出した。さらに、トランスフェリンのシアル酸は、ADの病初期にすでに変化していることを見出し、血液早期診断マーカーとしての可能性が高いことが分かった。免疫系関連タンパクについてはADとAD以外の認知症の鑑別診断ができる可能性が示唆され、また髄液中Aβと相関していることから脳内のAβの変化を血液でモニターできる指標でもあることが示唆され、優秀な血液診断マーカーとなりうることが示唆された。
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