研究課題
若手研究(B)
(1) 二次性進行型多発性硬化症では調節性T細胞が正常に働き、T細胞の病的なクローン増殖が抑制されているが、視神経脊髄炎では逆の現象が起こっているので、日本人多発性硬化症は病気のタイプにより有効な治療法が異なる。(2) 日本人多発性硬化症に対するインターフェロン療法の早期導入は、再発や病変の増加を抑制し、患者の生活の質の維持にも役立つ可能性がある。(3) 二次性進行型の視神経脊髄炎の病態は軸索変性ではなく、炎症や脱髄の持続なので、インターフェロン療法を行わない方がよい。
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Drug Discovery Today: Therapeutic Strategies Vol.4、No.1
ページ: 19-24