研究課題
若手研究(B)
海綿静脈洞部硬膜動静脈瘻は、海綿静脈洞に異常な動脈血流が短絡して脳の静脈に逆流し、頭蓋内圧の上昇や時には頭蓋内出血を来す重要な疾患である。近年ではカテーテルを用いて金属コイルで塞栓を行う低侵襲治療が標準的な治療法となっているが、手技に時間がかかり、患者の被曝量や医療費の高騰化などの問題点があった。本研究では動静脈瘻の短絡部位を画像解析し、動静脈短絡に関与する一部分のみを選択的に塞栓することで前述の問題点を回避することが可能であることを示した。
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Neuroradiology 51
ページ: 175-181