• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 実績報告書

リアルタイム体内線量測定に基づく前立腺癌ヨウ素125永久挿入治療の高精度化

研究課題

研究課題/領域番号 19790909
研究機関大阪大学

研究代表者

高橋 豊  大阪大学, 医学系研究科, 特任助教 (40353461)

キーワード前立腺癌 / I-125永久挿入治療 / リアルタイム体内線量測定 / MOSFET
研究概要

本研究は前立腺癌に対するI-125永久挿入治療に、リアルタイム体内線量測定技術を導入することにより精度を向上させること目的としている。しかし、I-125線源からの光子線は低エネルギーであり、測定は容易でない。
前年度までに、ファントム中で線源と検出器が近接した条件では±15%以内の精度で測定可能であることを明らかにした。しかし、これは実臨床に則した条件でなく、本年度はperipheral loading法を想定した実臨床プランでファントム中での検証を行った。その結果、校正定数の距離による変化による影響が大きいことが明らかになり、補正式を考案した。しかし、線源からの光子線のシグナルが低い場合には40%もの誤差が生じることが明らかになろた。
これでは実臨床への応用が困難であると考えられたので、最近開発された超高感度のMOSFET線量計を用いて同様の検討を始めた。来年度はその検討を進めることで、実臨床への応用が可能であると予想している。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Uncertainty of Real Time in Vivo Dosimetry with MOSFET Linear Array in I-125 Prostate Permanent Implant Brachytherapy2008

    • 著者名/発表者名
      Yutaka Takahashi, et.al.
    • 学会等名
      American Association of Physicist in Medicine. 50th Annual Meeting
    • 発表場所
      Houston
    • 年月日
      2008-07-27

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi