1.Development of in vivo Model of Acute Ischemia-Reperfusion injury with Vagal Nerve Stimulation: 迷走神経刺激をした心臓で虚血再灌流傷害の抵抗性を測定するために新たなin vivoモデルを開発しました。このモデルでは心筋の左冠動脈を30分間閉塞してから120分間再灌流をしました。迷走神経を左冠動脈を閉塞する前に白金電線を使って刺激しました。再灌流後心筋の組織を使って迷走神経刺激の効果を測定しました。 (1)Triphenyl tetrazolium chloride染色を用いて再灌流後心筋梗塞の面積を検討しました。迷走神経を刺激したラットでは心筋梗塞は有意に小さくなりました。 (2)Luciferase assayを用いて心筋のエネルギーを測定しました。迷走神経を刺激したラットでは心筋のエネルギーが多く保存されました。 (3)Western blottingでは細胞生存率の指標となるAkt and Bcl-2タンパク質の発現は迷走神経の刺激により上方制御しました。 2.Development of In Situ Langendorff Perfused Heart Model: In vivoモデルでは心筋の機能を測定する事ができませんので迷走神経の刺激により増加された心筋の機能を測定するために新たなin situ Langendorff Perfused Heart Model開発しました。このモデルを用いてリアルタイムで虚血または再灌流による変更する心筋の機能を測定することができます。 結論:今回私たちは迷走神経刺激の詳細なメカニズムを調べるために新たな実験モデルを開発しました。 今後の研究ではこのモデルを用いてさらに詳細studyを考えています。
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