自作BACマイクロアレイによる治療指針に役立つがんのDNA診断法の確立

2008 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 19790929
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 外科学一般
• 研究機関: 慶應義塾大学
• 研究代表者: 村山 裕治 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (40327656)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• キーワード: 遺伝子 / 癌 / ゲノム / マイクロアレイ / CGH / LOH / 染色体 / BAC

研究概要

自作のBACマイクロアレイを駆使して各種の癌組織から新たな癌マーカーを探索するとともに治療の指針となる癌の種類に特化したDNA診断法を確立することを目指した研究を行った。特に、自作BACマイクロアレイを用いて検出されたDNAセグメントの増減に該当する領域に含まれる遺伝子(群)から癌の詳細を解析し、治療指針となり得る遺伝子を抽出・解析する事を目的とし、食道癌、胃癌、大腸癌、乳癌の臨床検体を用いて解析を行った。

研究成果

• [学会発表] Analysis of Genomic Instabilities in Cancer using Custom-made High Density BAC-microarray自作BACマイクロアレイを用いた消化器癌のゲノム不安定性解析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 村山裕治
  • 学会等名: 第67回日本癌学会学術総会
  • 発表場所: 名古屋
  • 年月日: 2008-10-29
• [学会発表] BACマイクロアレイを用いた消化器がんのゲノム不安定性解析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 村山裕治
  • 学会等名: 第15回日本遺伝子診療学会
  • 発表場所: 仙台
  • 年月日: 2008-08-02
• [学会発表] 慶應BACマイクロアレイを用いた各種がん臨床検体のアレイCGH解析 (2007)
  • 著者名/発表者名: 村山裕治
  • 学会等名: 第30回日本分子生物学会年会
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 2007-12-14
• [学会発表] High-resolution analysis of Segmental DNA Changes in various cancer tissues (2007)
  • 著者名/発表者名: 村山裕治
  • 学会等名: 第57回ASHG
  • 発表場所: サンディエゴ(米国)
  • 年月日: 2007-10-25
• [学会発表] Analysis of Segmental DNA Changes in Cancer using KEIO BAC-microarray慶應BACマイクロアレイを用いた各種がん臨床検体のアレイCGH解析 (2007)
  • 著者名/発表者名: 村山裕治
  • 学会等名: 第66回日本癌学会学術総会
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 2007-10-04
• [学会発表] 慶應BACマイクロアレイを用いた各種がん臨床検体のアレイCGH解析 (2007)
  • 著者名/発表者名: 村山裕治
  • 学会等名: 第14回日本遺伝子診療学会
  • 発表場所: 愛媛
  • 年月日: 2007-07-28
• [産業財産権] 担持体、物質検出用器具とその製造方法、及び検出方法 (2008)
  • 発明者名: 清水信義、浅川修一、村山裕治
  • 権利者名: 学校法人慶應義塾
  • 産業財産権番号: 特許第4066187号
  • 取得年月日: 2008-01-18