研究課題
若手研究(B)
肝切除術は肝硬変合併肝癌に対し有効な治療ではあるが肝硬変による肝機能低下により適応外となることが多い。TβTRは線維化進行において中心的な役割を果たすTGF-βのシグナル伝達ブロックする作用を有する。本研究において,TβTRを発現する遺伝子を肝硬変10%肝切除モデルに導入し、治療効果を検討したところ、対照群と比較し肝硬変および生存率の改善を認めた。以上の結果よりTβTR遺伝子治療は肝硬変を改善することにより肝切除術適応拡大に寄与する可能性が示唆された。
すべて 2007
すべて 学会発表 (1件)