研究課題
若手研究(B)
中枢神経系においては、幼少期のみでなく、成人(獣)においても神経幹細胞が存在する。本研究ではこの神経幹細胞から常に新生細胞が供給される嗅覚系において、器質的障害時に神経幹細胞がどのような動態を示すのかを明らかにした。結果、Adultラットでは一度嗅球全体に障害が及と神経幹細胞があっても機能が回復しないことが明らかとなった。一方、幼少期ラットの場合は嗅球全体が除去されても供給された神経幹細胞が断端付近で嗅球の糸球体様構造を新たに構築し、嗅覚機能が再生することが明らかとなった
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