研究課題
若手研究(B)
rhBMPを用いて半月板の代替材料となるうる軟骨化腱の最適化及び軟骨化腱を用いて臨床に直結した動物実験モデルでの有用性を検証した。白色家兎の半腱様筋腱にrhBMPを注入した結果よりrhBMP注入後10〜14日にかけて腱内に軟骨細胞の出現と軟骨基質産生がみられ、その後骨化に進むことが確認できた。rhBMP注入後10日の軟骨化腱を半月板の代替物として半月板再建術を行った。再建術後1,2ヶ月で高率に半月板内に骨化が見られた。組織像では半月板内(主に関節包側)に骨化が見られた。このことから関節外で軟骨化腱を誘導し、それを移植材料として半月板再建とする2期的手術では骨化まで誘導されることがわかった。よって低酸素環境下である関節内でBMPを作用させる1期的手術を計画し、実施している。
すべて 2009 2008
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