成長軟骨細胞分泌性蛋白質因子による軟骨細胞分化調節機構の解明

2008 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 19791050
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 整形外科学
• 研究機関: 長崎大学
• 研究代表者: 日高 聖 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (10389421)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• キーワード: 軟骨細胞 / 軟骨細胞分化 / 成長軟骨 / 分泌蛋白質 / SST-REX法

研究概要

軟骨細胞の分化調節メカニズムへの理解を深めるため、分化を調節する分泌性蛋白質因子に焦点を当て、その同定・解析を試みた。その結果、SST-REX法によって313クローンを単離し、70種以上の分泌性蛋白質因子を同定した。これらの分子群の中から、特に候補因子としてInsulin-like growth factor binding protein 5(IGFBP5)に注目し、この分子が特定の軟骨細胞分化段階にのみ発現していることを突き止めた。

研究成果

• [雑誌論文] Properties of acetylcholine-induced hyperpolarization in smooth muscle cells of the mouse mesenteric artery (2007)
  • 著者名/発表者名: Koshita M, Hidaka K, Ueno H, Yamamoto Y, Sukuki H
  • 雑誌名: J Smooth Muscle Res 43(6) ページ: 219-227
  • 査読あり
• [学会発表] Angiopoietin/Tie2 signaling-dependent formation of vasculogenic mimicry and tumor growth of N417 human lung cancer cells (2008)
  • 著者名/発表者名: Kiyoshi Hidaka, Taku Fujiwara
  • 学会等名: 第49回歯科基礎医学会学術大会ならびに総会
  • 発表場所: 札幌市
  • 年月日: 20080830-31
• [学会発表] 院内連携による生後8か月健診を通した早期からの歯科的管理の取り組み (2008)
  • 著者名/発表者名: 日高聖、佐々木康成、釜崎陽子、西口美由季、久保田香代子、藤原卓
  • 学会等名: 第46回日本小児歯科学会大会
  • 発表場所: さいたま市
  • 年月日: 20080612-13
• [学会発表] Hyper-IgE症候群の一例について (2008)
  • 著者名/発表者名: 釜崎陽子、日高聖、西口美由季、久保田一見、藤原卓
  • 学会等名: 第46回日本小児歯科学会大会
  • 発表場所: さいたま市
  • 年月日: 20080612-13
• [学会発表] 過去三年間の全身麻酔下歯科治療の動向調査 (2008)
  • 著者名/発表者名: 星野倫範、久保田一見、釜崎陽子、西口美由季、斎藤幹、佐藤恭子、日高聖、小西郁理、近藤好夫、佐々木康成、細矢由美子、藤原卓
  • 学会等名: 第46回日本小児歯科学会大会
  • 発表場所: さいたま市
  • 年月日: 20080612-13
• [学会発表] 合併症を有するダウン症患児における出生後早期の歯科的管理の一例 (2008)
  • 著者名/発表者名: 佐々木康成、釜崎陽子、日高聖、藤原卓
  • 学会等名: 第26回日本小児歯科学会九州地方会大会および総会
  • 発表場所: 沖縄市
  • 年月日: 2008-11-23
• [学会発表] Angiopoietin/Tie2 signaling-dependent vascular-like formation and tumor growth (2007)
  • 著者名/発表者名: Kiyoshi Hidaka, Song-Ju Yang, Hikaru Ueno
  • 学会等名: The 5th Korea-Japan Conference on Cellular Signaling for Young Scientists
  • 発表場所: Gyeongju, Korea
  • 年月日: 20070709-11