研究課題
若手研究(B)
炎症は、気道内のムチンを増加させるが、ムチンの発現が異常体温によりどのような影響を受けるかはわかっていない。まず炎症と体温の関係を明らかにした。熱ショック蛋白質(HSP)は侵襲に対する細胞保護効果がある。ラットエンドトキシンショックモデルを作成し、HSPを誘導した場合の保護効果について検討した。結果は、温熱ストレス(42℃15分間)を加えることにより、HSPが誘導され、炎症を有意に抑制し、生存率は改善することが判明した。今後さらに、体温と炎症、ムチン発現との関係について研究を進めていく。
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J Surg Res.