研究課題
若手研究(B)
大麻の活性成分であるカンナビノイドの脊髄投与による鎮痛効果を検証した。ACEAの脊髄投与により熱刺激に対する逃避行動を抑制が得られた。抗癌剤による末梢神経障害モデルに対してin vivoパッチクランプ法により脊髄神経活動を検討したところ、自発性EPSCおよび寒冷刺激によって誘発されたEPSCは対照群と比較し振幅・頻度が増強していたが、ACEAの脊髄潅流によって抑制された。カンナビノイドの脊髄投与によって鎮痛効果が得られることが行動学的・電気生理学的に示された。
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