研究課題
若手研究(B)
侵害受容伝達で重要な脊髄において抑制性神経のグリシン作動性神経伝達を調節するグリシントランスポーター-2(GlyT-2)の阻害薬ALX1393をラット急性痛モデルで髄腔内投与すると運動機能には影響を与えない用量で抗侵害受容作用を示した。GlyT-2阻害薬の新たな急性痛治療薬として可能性が示唆された。同様に脊髄で抑制性神経伝達物質として働くタウリンは神経障害性疼痛モデルで抗侵害受容作用を示した。本研究から疼痛治療におけるグリシン作動性神経への介入の重要性が示唆された。
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Anesth Analg 110
ページ: 615-621