研究概要 |
(平成20年度目的)ナノ粒子の内耳・蝸牛神経核への到達度の評価するために、Qdot 655 Cell Labeling Kit及びQdot 655 Antibody Conjugatioin Kitを用い、内耳や脳幹へのデリバリーが可能かどうか検討した。 (方法)Qdot 655 Antibody Conjugatioin Kitには、Galectin-1, L-Glutamin Acid, EGFをそれぞれ結合させ投与した。投与方法はマイクロインジェクターを用い蝸牛階へ直接注入した。surface preparationを蝸牛に、振動ミクロトームによるスライスを脳幹に対し行った。蛍光実体顕微鏡および蛍光顕微鏡にて観察した。 (結果)コルチ器周辺の取り込みを認めた。 (考察)蝸牛のスライスを作成する方法が困難であり、どの細胞に取り込まれたかが不明であり、今後検討が必要である。
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