研究課題
若手研究(B)
ナノ粒子が聴覚末梢器官への新しいドラッグデリバリーとなる可能性を模索した。ナノ粒子Qdot 655といろいろなペプチド(HRP, Galectin-1, L-Glutamin Acid, EGF)を結合させ、モルモットの内耳へ投与した。マイクロインジェクターにて蝸牛の中央階へ投与したところ、Galectin-1とEGFにおいてコルチ器とライスネル膜への取り込みを認めた。内耳への診断・治療薬としての医療分野への応用が期待される。