研究課題
若手研究(B)
アレルギー性鼻炎にはアレルゲン特異的T細胞の反応が大きく関わっている。RNA干渉の手法を利用して、アレルゲン特異的T細胞の反応を抑制することを試みた。同時にアレルゲン特異的T細胞応答に及ぼす制御性T細胞の役割について検討した。RNA干渉によるT細胞の機能抑制はTh2反応、制御性T細胞とも不十分であったが、制御性T細胞がアレルゲン特異的T細胞反応のTh1反応を有意に抑制すること、アレルゲン特異的IL-10産生制御性T細胞が存在することがわかった。
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