研究課題
若手研究(B)
加齢ラットの下咽頭収縮筋に神経栄養因子のひとつであるIGF-1を投与し、嚥下関与筋の神経下装置の観察を行うことで、嚥下機能低下の予防効果を検討した。輪状咽頭筋においてはIGF-1を投与しなかった加齢群においては陥凹型が63.4%だったのに対し、IGF-1投与群では60%とわずかに減少していたが大差はなかった。加齢群と比較してIGF-1投与加齢群では未熟な神経下装置が加齢群より多く散見された。また一次シナプスの溝より外側に二次シナプスが観察された神経下装置を約27%に観察できた。
すべて 2007
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
Laryngoscope 117
ページ: 600-603