リンパ管系良性・悪性腫瘍の発病進展に関与する脈管新生因子及び遺伝子変異

2008 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 19791319
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 形成外科学
• 研究機関: 金沢医科大学
• 研究代表者: 森田 礼時 金沢医科大学, 医学部, 助教 (00350778)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• キーワード: リンパ管腫 / リンパ管肉腫 / Angiopoietin2 / VEGF / TIE2

研究概要

リンパ管系腫瘍の病変部における血管新生因子群の発現をRT-PCR法および免疫組織学的手技で解析すると同時に、リンパ管系腫瘍患者の血清中の血管新生因子群の発現をELISA法で測定することにより、リンパ管系腫瘍の発病と進展に関与する血管新生因子の解析を試みた。リンパ管腫の発病進展においてはAngiopoietin2が、リンパ管肉腫の発病進展においてはAngiopoietin2とVEGFが重要な役割を演じていることが示唆された。