Aeromonas属細菌の産生するヒアルロニダーゼ遺伝子の同定と重症化機序の解明

2008 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 19791330
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 救急医学
• 研究機関: 宮崎大学
• 研究代表者: 松岡 博史 宮崎大学, 医学部, 助教 (30315379)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• キーワード: Aeromonas属細菌 / ヒアルロニダーゼ遺伝子 / 敗血症 / genomic island

研究概要

Aeromonas属細菌感染症が重症化する機序に関する検討はなされていない。細菌の産生するヒアルロニダーゼが重症化に関与していると考え、臨床由来のAeromonashydrophilaからヒアルロニダーゼを分離、精製し遺伝子配列を決定した。他の関連遺伝子とともに水平伝播していることが推察された。また、ヒアルロニダーゼ遺伝子をノックアウトした菌株を作製し、動物実験モデルへ発展させる予定である。