研究課題
若手研究(B)
本研究では,石灰化嚢胞性歯原性腫瘍,歯牙腫,石灰化上皮腫,エナメル上皮腫型頭蓋咽頭腫でみられる幻影細胞および陰影細胞出現とWntシグナル伝達経路の関与について免疫組織化学的に検索した.その結果,幻影細胞および陰影細胞はhair proteinsに対する抗体に強い陽性反応を示した.また近接した上皮細胞にβ-cateninの核および細胞質での発現増加,およびLef-1の核への局在を認めたことから,これらの細胞の出現にWntシグナル伝達経路の関与が考えられた.
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明海大学歯学雑誌 37巻
ページ: 1-7
J Oral Pathol Med 36巻
ページ: 400-404