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2008 年度 研究成果報告書

咀嚼時の三次元的舌動態の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 19791372
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 機能系基礎歯科学
研究機関昭和大学

研究代表者

村田 尚道  昭和大学, 歯学部, 講師 (10407546)

研究期間 (年度) 2007 – 2008
キーワード三次元超音波 / 咀嚼運動 / 舌形態 / 摂食機能療法
研究概要

咀嚼運動は、顎と舌、頬などの諸器官が協調してなされる複雑な運動である。本研究は、咀嚼時における舌動態を明らかにすることを目的に、超音波画像診断装置ならびに圧力センサーシートを用いて咀嚼時の舌形態ならびに口蓋への圧力測定を行った.
描出された超音波画像より舌形態を比較したところ、咀嚼前期のほうが咀嚼後期に比べて舌側縁の隆起部の位置は、水平方向に大きく、垂直方向に小さい距離の移動が認められた.舌圧計測は、作業側と平衡側との舌圧を比較すると、作業側のほうが大きい値を示した.
以上の結果より咀嚼時の舌動態は、捕食した後、舌は食物を臼歯部に移送するために垂直方向より左右方向に大きく動き、咀嚼後期では粉砕された食物をまとめるため、垂直方向の動きが大きくなることが推察された.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 超音波(US)装置を用いた接触・嚥下機能評価法2009

    • 著者名/発表者名
      村田尚道、渡辺賢礼、大塚義顕ほか
    • 雑誌名

      歯界展望 21

      ページ: 229

  • [学会発表] 超音波(US)装置を用いた摂食・嚥下機能評価法2008

    • 著者名/発表者名
      村田尚道ほか
    • 学会等名
      日本歯科医学会
    • 発表場所
      横浜
    • 年月日
      2008-11-15

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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