研究課題
若手研究(B)
エンドセリン受容体阻害ペプチドは乳ガン細胞SKBR3, MCF7細胞において60-70%の増殖抑制がみられたが、口腔癌では増殖阻害活性を示さなかった。これらの結果より、口腔癌の増殖においてエンドセリンA受容体の機能は重要でない可能性が示唆された。また、口腔癌特異的な抗原(MUC1)に対する特異抗体C595 の単独での作用を調べた。C595 は補体依存性細胞障害反応、抗体依存性細胞障害反応をわずかに誘導したが、抗体単独では細胞増殖抑制には影響がなかった。従って、MUC1特異的モノクローナル抗体は口腔癌の標的化には有効だが、抗体単独での抗体免疫療法では有効性が見られないことが明らかになった。
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