平成19年度の研究成果 1、歯および歯列弓の三次元計測 北海道医療大学附属歯科衛生士専門学校の学生ボランティアから得られた歯列模型の解析を行った。解析に際し、新しい計測点の設定を行い、より精度よく解析を行う手法を確立した。また、汎用性の高いデジタル歯列模型の生成法を確立した。同時に韓国ソウル大学が保有する韓国人の歯および歯列弓の三次元データの解析を行った。 2、第一大臼歯の近遠心径予測モデルの開発 ソウル大学と北海道医療大学のデータを統合した形で、歯の大きさと歯列弓形態の三次元的な解析を行い、第一大臼歯と歯列弓長径における関係性を統計学的に明らかにした。また、第一大臼歯の近遠心径の大きさが予測可能な統計モデルを開発した。
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