研究課題
若手研究(B)
歯周病は、喫煙によって増悪することが知られている。歯肉の上皮細胞から産生される抗菌物質がタバコの煙によりどのように影響を受けるかを調べた。歯周病菌で刺激した口腔上皮の細胞にタバコ煙抽出を加えたところ、抗菌ペプチド(βディフェンシン)の発現量が減少することが明らかになった。また、初期の自然免疫に関係するインターロイキン8の発現量も減少していた。タバコより口腔上皮細胞の自然免疫が抑制されることが示唆された。
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