研究課題
若手研究(B)
2006年に施行された介護予防特定高齢者施策「口腔機能向上サービス」は、既存の歯科医療を社会資源として地域福祉に位置づける可能性を持つ。そこで、本サービスの効果を検証し、地域福祉的課題を調査した。口腔機能向上サービスを利用した特定高齢者は、症状の改善(固いものの食べにくさ(80%)、むせ(50%)、口の渇き(30%))がみられた(n=29)。地域包括支援センターの調査からは、特定高齢者のサービス利用率が15.8%と当初の見込みよりも低く、歯科医療機関との連携における課題が明確になった。
すべて 2009 2008 2007
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (5件)
老年歯科医学
高齢者歯科医療懇話会誌
高齢者歯科医療懇話会誌 11巻1号
ページ: 13-16