睡眠時無呼吸症候群の治療のCPAP療法継続のサポートプログラム作成の示唆を得ることを目的とし、SAS患者80名を対象に使用前、1週間後、1ヶ月、3ヵ月後において自記式質問紙調査を行った。精神的負担感と使用日数、使用日数と継続プラス要因、使用時間と継続マイナス要因に相関がみられた。またソーシャルサポートが継続を支えるために重要であることが明らかとなった。これらのことからサポートプログラムには患者の思いの表出を促すインタビューによる介入、生活の中での問題点の洗い出し、本人だけでなく家族を含めた1週間程度の早期における介入の必要性が示唆された。
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