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2008 年度 実績報告書

オストメイトの患者教育に対するプログラム開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 19791732
研究機関広島国際大学

研究代表者

芥川 清香  広島国際大学, 看護学部, 講師 (80364181)

キーワード看護学 / 教育学 / 成人教育学 / 患者教育 / オストメイト / 健康教育 / 人工肛門造設術 / WOC看護師
研究概要

本研究の日的は、オストメイトに対する患者教育の一貫として、オストメイトと看護師による教材開発の過程を通しながら、参加型学習による患者教育の方法論を確立することである。これまでの研究成果において、オストメイトの自立を支援する患者教育を実現するためには、看護師からの一方向的な指導ではなく、オストメイトと看護師による双方の相互主体的な学習が不可欠であることがわかってきた(日本看護学会看護管理 ; 302-304, 2006)。この結果に基づき、平成19〜20年度にかけてオストメイトと看護師による教材開発を継続して研究してきた。その結果、双方ともに教材開発に対する積極的な意欲が認められ、これまでより一層、相互関係を深めることができた。また、ここでの教材開発を看護基礎教育において看護学生に対する患者教育の教授法にも応用することを検討しており、その成果を第24回International Council of Nurses(南アフリカ ; 2009)において発表することが決定している(演題名 : A systematic review of changes in patient education in Japan)。
平成21年度は、オストメイトと看護師によって開発した教材を用いて健康教室を開催し、オストメイトの自己教育力を評価することで新しい患者教育の方法論を確立する。さらに、ここで開発した教材と方法論を、看護学生に対する患者教育の教授法としそ活用することで、看護基礎教育における患者教育の新しい教授法にも貢献したいと考えている。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (3件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 安全・安楽な移動動作援助の提供に関する学生の考察2009

    • 著者名/発表者名
      芥川清香
    • 雑誌名

      看護展望 34巻

      ページ: 84-88

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 成人看護学実習における教師の実践的力量の検討2008

    • 著者名/発表者名
      芥川清香
    • 雑誌名

      福岡県立大学看護学研究紀要 5巻

      ページ: 9-18

    • 査読あり
  • [学会発表] 初回臨地実習場面で看護学生が学んだコミュニケーション場面と内容分析2008

    • 著者名/発表者名
      芥州清香
    • 学会等名
      第60回九州教育学会学術集会
    • 発表場所
      熊本大学
    • 年月日
      2008-11-24
  • [学会発表] 看護学実習におけるコミュニケーションに関する学生の学び2008

    • 著者名/発表者名
      芥川清香
    • 学会等名
      第44回日本教育方法学会学術集会
    • 発表場所
      愛知教育大学
    • 年月日
      2008-10-12
  • [学会発表] 安全・安楽な移動動作の提供に関する学生の考察2008

    • 著者名/発表者名
      芥川清香
    • 学会等名
      第34回日本看護研究学会学術集会
    • 発表場所
      神戸国際会議場
    • 年月日
      2008-08-20
  • [図書] 成人教育学-セルフマネジメント-2008

    • 著者名/発表者名
      安酸史子(編)
    • 総ページ数
      106-126
    • 出版者
      メディカ出版
  • [図書] 学習の特徴と看護-成人看護学概論-2008

    • 著者名/発表者名
      安酸史子(編)
    • 総ページ数
      28-32
    • 出版者
      メディカ出版

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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