生活習慣改善のための電子メールとウェブサイトを用いた保健指導プログラムを行い、その効果を検証した。ウェブ上で個別メッセージを提供した介入群は検査値が有意に改善したが、介入群と同様のウェブサイトの内容を提供した対照群では検査値の有意な改善はみられなかった。このことから、支援者からの適切なアドバイスが改善効果を高めたと考えられた。保健指導にウェブサイトを効果的に用いていくためには、健康を自己管理できる環境の提供とともに健康状態が改善するよう専門家が適切なアドバイスをすることが必要であると考えられた。
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