キトサン素材を末梢神経再生用チューブに応用した場合、最適な脱アセチル化度が90%であることを動物実験(ラット坐骨神経モデル)において同定した。世界最初にキトサンの脱アセチル化度が神経再生に大きく影響を及ぼすことをin vivoで証明し、その最適な脱アセチル化度を同定した。 世界最初にキトサン由来のナノ・マイクロ・ファイバー・スケフォルドを作製し、そして末梢神経再生用チューブの素材としての有効性を動物実験で確認した。 世界最初にナノ・マイクロ・ファイバー・スケフォルドの微繊維の配向性がシュワン細胞集団を配列させ、同方向の軸索進展を促進することを細胞培養実験及び動物実験で証明した。神経再生用ナノ・マイクロ・ファイバー・スケフォルドの立体構造を改善した。 吸収性生体活性化セラミジク粒子である電気分極化β-TCP粒子の作製に成功し、それの幅広い生体応用を見出した。 キトサンー・ナノ・マイクロ・ファイバー・スケフォルドの外層に吸収性生体活性化セラミック粒子を固定した、生体活性化キトサン・ナノ・マイクロ・ファイバー神経チューブを開発した。 神経細胞培養実験(脊髄後根神経節細胞)で生体活性化ギトサン・ナノ・マイクロ・ファイバー・ケフォルドの有効性を確認した。
|