この研究では、コンピュータ理工学分野のためのテクニカルライティングやリーディングにおいて使用されるラダーのようなコンセプトマップの使用の重要性を論じた。 この研究では、計画段階と慣例的ドキュメント作成技術の両方において、コンセプトマップが効果的に統合され、使用されるべきだと主張する。テクニカルライティングの授業での課題と活動は、ソフトウェア文書のような行程的情報の概念化、図式化、そして提示化、あるいは実験結果を説明する等の為にコンセプトマップを使用することを促す。コンセプトマップを効果的に使用することは、複雑な情報の体系的機能的概念化、視覚化、表現化、そして記憶化へとつながる。研究結果では、「コンピュータ理工学の英語」としてデザインされた学校の発信型英語のカリキュラムは、コンセプトマップを使って1年生から4年生までコンピュータ理工学のコンセプトを概念化し、関連させていくことが大切であると提案する。 この研究の結果で、コンピュタ理工学の学校でのEFL technical thesis writingの授業における上級レベルの学生は、技術的なドキュメント作成活動における専門的なコンセプトマップの使い方を理解するための十分な専門技術を持っていることがわかった。この結果で、学生はほとんどの面で専門的なドキュメント特定の、あるいはタスク特定のアプリケーションを理解し、特にコンピュータ理工学領域における特殊な文を理解できる。さらに自己報告によると、学生は理論的な方法でのラダーの応用にもかなり自信を持っていることがわかる。これらの研究結果で、上級レベルの発信型授業ではコンセプトマップがweb領域のデザインや技術的手順において効果的に使用されることがわかった。更に、インドでのデータ収集とインタビューの結果、コンセプトマップが初心者向けのテクニカルライティング授業において効果的なツールになることがわかった。
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