研究課題
若手研究(スタートアップ)
ヒト歯髄組織には、様々な硬組織再生因子が発現しており、なかでも強力な硬組織形成因子であるBMP-2に関しては、タンパク質が発現しているのも確認されたが、その分子量は成熟型より高い分子量を示した。そこで、遺伝子を組み込んだ発現ベクターを細胞に導入して、タンパク質を発現させたところ、同じ高い値の分子量を示した。発現タンパク質にプロテアーゼを作用させたところ、数段階を経て成熟型となった事より、ヒト歯髄組織中のBMP-2タンパク質は前駆体で存在し、何らかの刺激により成熟型として分泌されることが示唆された。
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Archieves of Bio Ceramics Research Proceeding of the Asian BioCeramics vol 8
ページ: 166-169
Journal of Hard Tissue Biology 16巻
ページ: 199-204