新たな金融派生商品の評価モデルとその応用に関する研究

2008 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 19810002
• 研究種目: 若手研究(スタートアップ)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 社会システム工学・安全システム
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 八木 恭子 東京大学, 大学院・経済学研究科, 特任研究員 (80451847)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• キーワード: 金融派生商品 / 資金調達 / 最適投資 / リアルオプション / モデル化 / 最適政策

研究概要

新たな金融派生商品の評価モデルとその応用に向けて, 本研究ではコールオプション条項付き転換社債と仕組債の中でも買戻し請求権付き他社株転換社債や償還条項付き為替リンク債の評価を行った. さらに, 株式, 社債, 転換社債を発行することによる資金調達や有限期間を設定した企業の最適投資戦略についての理論的研究を行い, 企業価値評価や最適資本構成について議論した.

研究成果

• [雑誌論文] TheValuation of Callable Currency LinkedBonds (2008)
  • 著者名/発表者名: Kyoko Yagi and Katsushige Sawaki
  • 雑誌名: 京都大学数理解析研究所講究録 1580 ページ: 49-57
• [学会発表] 有限期間における最適投資戦略と資本構成 (2009)
  • 著者名/発表者名: 八木恭子・高嶋隆太・澤木勝茂
  • 学会等名: 日本オペレーションズ・リサーチ学会2009年春季研究発表会
  • 発表場所: 筑波大学
  • 年月日: 2009-03-18
• [学会発表] PFIプロジェクトにおけるリターンとリスクの分担 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高森寛・高嶋隆太・八木恭子
  • 学会等名: 日本オペレーションズ・リサーチ学会2009年春季研究発表会
  • 発表場所: 筑波大学
  • 年月日: 2009-03-18
• [学会発表] 将来人口の不確実性を考慮した施設の立地場所と立地タイミングの同時決定モデル (2009)
  • 著者名/発表者名: 八木恭子・高嶋隆太・田中健一
  • 学会等名: 経済学研究会
  • 発表場所: 琉球大学
  • 年月日: 2009-03-03
• [学会発表] 将来人口の不確実性を考慮した施設の立地場所と立地タイミングの同時決定モデル (2009)
  • 著者名/発表者名: 八木恭子・高嶋隆太・田中健一
  • 学会等名: Risk Workshop 2009
  • 発表場所: 名古屋市立大学
  • 年月日: 2009-02-07
• [学会発表] 合同リスク事業におけるリスクと事業果実の分担 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高森寛・高嶋隆太・八木恭子
  • 学会等名: 金融工学2008科研費研究集会
  • 発表場所: 北海道大学
  • 年月日: 2009-02-04
• [学会発表] 有限期間における最適投資戦略と資本構成 (2009)
  • 著者名/発表者名: 八木恭子・高嶋隆太・澤木勝茂
  • 学会等名: 金融工学2008科研費研究集会
  • 発表場所: 北海道大学
  • 年月日: 2009-02-04
• [学会発表] 将来人口の不確実性を考慮した施設の立地場所と立地タイミングの同時決定モデル (2008)
  • 著者名/発表者名: 八木恭子・高嶋隆太・田中健一
  • 学会等名: 2008年度「都市のOR」ワークショップ
  • 発表場所: 南山大学
  • 年月日: 2008-12-21
• [学会発表] 有限期間における最適投資戦略と資本構成 (2008)
  • 著者名/発表者名: 八木恭子・高嶋隆太
  • 学会等名: 横浜国立大学・南山大学共同ファイナンスワークショップ
  • 発表場所: 南山大学
  • 年月日: 2008-11-30
• [学会発表] 有限期間における最適投資戦略と資本構成 (2008)
  • 著者名/発表者名: 八木恭子・高嶋隆太
  • 学会等名: 日本リアルオプション学会2008年研究発表大会
  • 発表場所: 明海大学
  • 年月日: 2008-11-09
• [学会発表] The Valuation ofConvertible Bonds with Parisian-StyleCall Provisions (2008)
  • 著者名/発表者名: Kyoko Yagi
  • 学会等名: INFORMS AnnualMeeting 2008
  • 発表場所: Washington D.C., USA
  • 年月日: 2008-10-15
• [学会発表] Optimal Investment and Location underUncertainty (2008)
  • 著者名/発表者名: Ryuta Takashima and Kyoko Yagi
  • 学会等名: INFORMS Annual Meeting2008
  • 発表場所: WasingtonD.C., USA
  • 年月日: 2008-10-14
• [学会発表] 合同リスク事業の契約モデル (2008)
  • 著者名/発表者名: 高森寛・高嶋隆太・八木恭子
  • 学会等名: 日本オペレーションズ・リサーチ学会2008年秋季研究発表会
  • 発表場所: 札幌コンベンションセンター
  • 年月日: 2008-09-10
• [学会発表] コールオプション条項付き転換社債の評価について (2008)
  • 著者名/発表者名: 八木恭子
  • 学会等名: 日本オペレーションズ・リサーチ学会2008年秋季研究発表会
  • 発表場所: 札幌コンベンションセンター
  • 年月日: 2008-09-10
• [学会発表] The Valuation of CallableFinancial Commodities with TwoStopping Boundaries (2008)
  • 著者名/発表者名: Katsushige Sawaki, Atsuo Suzuki and Kyoko Yagi
  • 学会等名: 2008DaiwaInternational Workshop on FinancialEngineering
  • 発表場所: Tokyo
  • 年月日: 2008-08-04
• [学会発表] Kyoko Yagi, Ryuta Takashima, HiroshiTakamori and Katsushige Sawaki,Timing of Convertible Debt Financingand Investment (2008)
  • 著者名/発表者名: Kyoko Yagi
  • 学会等名: BACHELIER FINANCESOCIETY 2008
  • 発表場所: Imperial College, UK
  • 年月日: 2008-07-16
• [学会発表] The Valuation ofCallable-Putable Contingent Claimswith Some Applications intoStructured Commodities (2008)
  • 著者名/発表者名: Katsushige Sawaki, Atsuo Suzuki and Kyoko Yagi
  • 学会等名: Asian FA-NFA2008 International Conference
  • 発表場所: Yokohama
  • 年月日: 2008-07-07
• [学会発表] HiroshiTakamori and Katsushige Sawaki,Timing of Convertible Debt Financingand Investment (2008)
  • 著者名/発表者名: Kyoko Yagi and Ryuta Takashima
  • 学会等名: The 8th Annual HawaiiInternational Conference on Business
  • 発表場所: Hawaii, USA
  • 年月日: 2008-05-22
• [学会発表] 転換社債による資金調達と最適投資について (2008)
  • 著者名/発表者名: 八木恭子
  • 学会等名: 2008年度第1回「数理ファイナンスセミナー」
  • 発表場所: 名古屋市立大学
  • 年月日: 2008-05-17
• [学会発表] 転換社債による資金調達と最適投資 (2008)
  • 著者名/発表者名: 八木恭子・高嶋隆太・高森寛
  • 学会等名: 日本オペレーションズ・リサーチ学会2008年春季研究発表会
  • 発表場所: 京都情報大学院大学
  • 年月日: 2008-03-25
• [学会発表] サービス契約評価の基本モデル (2008)
  • 著者名/発表者名: 高森寛・高嶋隆太・八木恭子
  • 学会等名: リサーチ学会2008年春季研究発表会
  • 発表場所: 京都情報大学院大学
  • 年月日: 2008-03-15
• [学会発表] Timing of Convertible DebtFinancing and Investment, Daiwa YoungResearchers (2008)
  • 著者名/発表者名: Kyoko Yagi
  • 学会等名: International Workshopon Finance
  • 発表場所: Kyoto
  • 年月日: 2008-03-03
• [学会発表] 償還条項付き転換社債の価値評価 (2008)
  • 著者名/発表者名: 八木恭子
  • 学会等名: 日本オペレーションズ・リサーチ学会研究部会「ファイナンスと意志決定」第7回研究会
  • 発表場所: 秋葉原ダイビル
  • 年月日: 2008-01-25
• [学会発表] 転換社債の価値評価 : オプション評価からリアルオプションへの応用 (2008)
  • 著者名/発表者名: 八木恭子
  • 学会等名: 2007年度南山大学経営研究センター研究プロジェクト「ファイナンス手法による安心・安全な社会の構築」第2回研究セミナー
  • 発表場所: 南山大学
  • 年月日: 2008-01-12
• [学会発表] The Valuation ofCallable Currency Linked Bonds (2007)
  • 著者名/発表者名: 八木恭子・澤木勝茂
  • 学会等名: 19年度数理解析研究所/科学研究費補助金研究集会「ファイナンスの数理解析とその応用」
  • 発表場所: 京都大学
  • 年月日: 2007-11-17
• [学会発表] 供給セキュリティと予備生産容量オプション (2007)
  • 著者名/発表者名: 八木恭子, 高嶋隆太, 高森寛
  • 学会等名: 日本リアルオプション学会2007年研究発表大会
  • 発表場所: 南山大学
  • 年月日: 2007-11-11
• [学会発表] TheValuation of Callable Currency LinkedBonds (2007)
  • 著者名/発表者名: Kyoko Yagi and Katsushige Sawaki
  • 学会等名: INFORMS Annual Meeting 2007
  • 発表場所: Seattle, USA.
  • 年月日: 2007-11-07
• [学会発表] 償還条項付き為替リンク債の評価について (2007)
  • 著者名/発表者名: 八木恭子・澤木勝茂
  • 学会等名: 日本オペレーションズ・リサーチ学会2007年秋季研究発表会
  • 発表場所: 政策研究大学院大学
  • 年月日: 2007-09-27
• [学会発表] 償還条項付き為替リンク債の評価について (2007)
  • 著者名/発表者名: 八木恭子
  • 学会等名: 2007年度南山大学経営研究センター研究プロジェクト「ファイナンス手法による安心・安全な社会の構築」第1 回研究セミナー
  • 発表場所: 南山大学
  • 年月日: 2007-07-28
• [学会発表] TheValuation of Callable-Puttable-Exchangeable Bonds (2007)
  • 著者名/発表者名: Kyoko Yagi and Katsushige Sawaki
  • 学会等名: 22nd EuropeanConference on Operational Research
  • 発表場所: Prague, Czech Republic
  • 年月日: 2007-07-09
• [学会発表] On the Valuationand Optimal Strategies of Callable, Puttable and Exchangeable Bonds (2007)
  • 著者名/発表者名: 八木恭子・澤木勝茂
  • 学会等名: 日本ファイナンス学会第15回大会
  • 発表場所: 慶応義塾大学
  • 年月日: 2007-06-17