研究課題
若手研究(スタートアップ)
本研究は地球温暖化の鍵を握る大気中の二酸化炭素濃度上昇を予測する上で重要となる海洋二酸化炭素吸収量を推定する基礎研究として、時空間的な海洋植物プランクトン群集の変動を人工衛星データから推定する研究を行った。その結果、ベーリング海ではこの10年で、円石藻類の増加から減少へ転じたことが認められ、その要因は主として底層水が温まったことによる表層への栄養塩供給が原因であったことが明らかになった。また、両極域で得られた植物プランクトン色素及び顕微鏡観察データを解析し、氷縁と沖合域での植物プランクトン種組成が空間的に異なっていることが示された。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (7件)
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