研究課題
若手研究(スタートアップ)
本研究のテーマの一つである風土記受容について『風土記受容史研究』(笠間書院 2008)を刊行、同書は奈良時代の風土記編纂から江戸末期までの風土記受容の史的変遷を明らかにしたもので、2009 年第26 回上代文学会賞を受賞した。また17 世紀中期の地下歌人・下河辺長流の著作を中心として、当時における風土記観を考察した。さらに18 世紀初頭の風土記を巡る知的ネットワークとして、前田綱紀と京都の知識人の仲介者的役割を果たした菅真静の事蹟を明らかにした。
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神田典城編『風土記の表現 記録から文学へ』笠間書院
ページ: 0
國文學 第54 巻6 号
ページ: 152-157
日本文学 第57 巻第10 号
ページ: 23-30
文学 第9 巻第1 号
ページ: 98-107