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2008 年度 研究成果報告書

日露戦争期における視覚イメージ研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19820030
研究種目

若手研究(スタートアップ)

配分区分補助金
研究分野 美学・美術史
研究機関早稲田大学

研究代表者

向後 恵里子  早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 助手 (80454015)

研究期間 (年度) 2007 – 2008
キーワード美術史 / 芸術諸学 / 近・現代史 / 文化史 / 戦争 / 表象 / メディア
研究概要

本研究は、日露戦争(1904-05)の視覚イメージを、絵画作品や新聞・雑誌等を含む当時の多様なメディアを横断的・包括的に調査し、分析と考察を行うものである。
従来未調査の部分が多く残されていた日露戦争と視覚文化のかかわりについて、基本的な見取図を描くことができた。また、戦争の表象をめぐる多様なあり方が明らかになるにつれ、日露戦争のイメージ形成の道筋が一つではなく多層的になされていること、戦争の推移に連れてその様相が移りかわってゆく様子をとらえることができた。
こうした観察から、日露戦争の視覚イメージが、当時の社会状況と不可分であること、また「文明国」の「国民」を表象する傾向の多いことが明らかとなった。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2009 2008 2007

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 東城鉦太郎-日露戦争の画家2008

    • 著者名/発表者名
      向後恵里子
    • 雑誌名

      近代画説 17

      ページ: 74-101

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 東城鉦太郎と日露戦争について2007

    • 著者名/発表者名
      向後恵里子
    • 雑誌名

      鹿島美術研究年報 第24号別冊

      ページ: 408-421

  • [学会発表] 日露戦争の従軍画家とその活動2009

    • 著者名/発表者名
      向後恵里子
    • 学会等名
      美術史学会第62回全国大会
    • 発表場所
      京都大学
    • 年月日
      2009-05-22
  • [学会発表] 東城鉦太郎の画業-日露戦争を中心に2007

    • 著者名/発表者名
      向後恵里子
    • 学会等名
      明治美術学会総会
    • 発表場所
      早稲田大学
    • 年月日
      2007-12-08

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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