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2007 年度 実績報告書

システムの変遷からみた書記史の研究-改新と採用の条件-

研究課題

研究課題/領域番号 19820041
研究機関静岡英和学院大学

研究代表者

加藤 良徳  静岡英和学院大学, 講師 (20434540)

キーワード国語学 / 書記史 / 分かりやすさ / 権威 / システム / 日本語学 / モラル / 敬語
研究概要

書記史研究で問題となる「権威」の問題についての考察の一環として、、敬語教育を取り上げ考察を加えた。
「身につけたい日本語のスキルは何か?」というアンケートをとると、「敬語」という答えを上位に挙げる学生は多い。義務教育以来多くの時間をかけて学習していることに加え、アルバイト先でも一通りの教育を受けているにも関わらず、敬語を使い分けられているという実感がないのである。理由としては、社会状況の変化によって年齢差による敬語使用が若い世代では必要なくなってきていること、アルバイト先ではマニュアルの範囲内での対応が可能であること、学校教育では暗記中心に学習が進められてきていることなどが考えられる。しかし就職を控えた学生にとって、そのレベルでの敬語能力では社会では通用しないのではないかという不安は強い。そこで、日本語学の最新の知見である「ポライトネス」という視点から敬語教育についての変革の可能性を探ってみた。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 現代社会におけるモラルと言語-日本語学的知見を教育にいかす-2008

    • 著者名/発表者名
      加藤良徳
    • 雑誌名

      平成19年度 大学ネットワーク静岡・科学交流フォーラム 報告書 1

      ページ: 1-9

  • [学会発表] 現代社会におけるモラルと言語-日本語学的知見を教育にいかす-2008

    • 著者名/発表者名
      加藤良徳
    • 学会等名
      大学ネットワーク静岡・科学交流フォーラム 学術フォーラム
    • 発表場所
      グランシップ 会議室908
    • 年月日
      2008-02-29
  • [図書] 日本語表達力専門塾2008

    • 著者名/発表者名
      日本名古屋大学日本語研究会(共著)
    • 総ページ数
      276
    • 出版者
      台湾・衆文図書

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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