研究課題
若手研究(スタートアップ)
本研究は、申請者が持つ「哲学とは何か、何でありうるか」という問いに対して一定の解答を与えたと見なせるジル・ドゥルーズの前期主要著作『差異と反復』の内在的解明を果たすことを目的として遂行された。数多の諸科学・藝術の言説を独特の仕方で活用しつつ構成されるこの著作の根本に位置する「強度」概念について、特に心理学理論(ピアジェ理論等)や哲学史的系譜(カント、コーヘン、マイモン等)を参照しつつ、その<現代的解凍>を試みたものである。
すべて 2008
すべて 図書 (1件)