研究課題
若手研究(スタートアップ)
本研究は、公法学及び政治学の領域において昨今きわめて注目されている討議民主主義(deliberative democracy)理論に基づき、裁判員制度の意義を再構成しようとするものである。研究の結果、この制度は、国民が刑事事件の裁判という公共的な事項について、検討し、決定するという公共的討議の場を創設するものだといえることを論証し、そして、それを通じて国民の公民的徳性(civic virtue)を涵養することを、制度導入のもう1つの意義として挙げることができることが判明した。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件) 図書 (2件) 備考 (1件)
信州大学人文社会科学研究 第3号
ページ: 143-154
法律時報 第81巻第1号
ページ: 62-68
信州大学法学論集 第11号
ページ: 135-209
信州大学人文社会科学研究 第2号
ページ: 193-206
信州大学法学論集 第10号
ページ: 119-164
信州大学法学論集 第9号
ページ: 227-268
http://korn.shinshu-u.ac.jp/~noboru/