研究課題
若手研究(スタートアップ)
本研究では、比較法的知見及び政治経済学的知見を参考にしつつ、従来あまり議論が進んでいなかった通貨法の公法的側面の体系的考察を行なった。本研究の中では、とくに中央銀行法と憲法とのかかわり、特に、物価の安定の要請が中央銀行法に与える体系的意味を考察し、関連する論文を公表した。また、これらの研究成果を踏まえて、日本銀行金融研究所との意見の交換もおこない、成果還元をはかることもできたと考えている。
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近畿大学法学会『近畿大学法学』 第五六巻四号
ページ: 31-71