2008 年度研究成果報告書

国境を越えるメディアがナショナル・アイデンティティに与える影響に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号	19830061
研究種目	若手研究(スタートアップ)
配分区分	補助金
研究分野	社会学
研究機関	慶應義塾大学
研究代表者	藤田結子慶應義塾大学, メディアコミュニケーション研究所, 准教授 (30453533)
研究期間 (年度)	2007 – 2008
キーワード	メディア / ナショナル・アイデンティティ / 国際移動 / トランスナショナリズム / 日本人
研究概要	本研究の目的は「国境を越えるメディア(衛星放送やインターネット)の利用は,国民としてのアイデンティティ形成にどのような影響を与えるのか」を考察することである。方法として、ロンドンとニューヨークで、日本出身の移住者を親に持つ「二世」の若者を対象に事例調査を行った。その結果、動画サービス(YouTube、ニコニコ動画等)やSNS(mixi等)の普及により、「二世」の「トランスナショナル・アイデンティティ」形成が促されていることが示唆された。