国際連合における「社会権」保障に関する研究:健康権研究を中心に

2008 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 19830096
• 研究種目: 若手研究(スタートアップ)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 国際法学
• 研究機関: 立命館大学
• 研究代表者: 棟居 徳子 立命館大学, 衣笠総合研究機構人間科学研究所, ポストドクトラルフェロー (50449526)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• キーワード: 国際法学 / 健康権 / 社会権 / 国際連合

研究概要

研究期間内に実施した研究及びその成果は以下の通りである。(1)健康権に関する国連システム下の関連機関の文書の整理と検討、(2)国内外の国際人権法学・憲法学・社会保障法学における社会権及び健康権研究の整理と検討、(3)国連健康権に関する特別報告者へのインタビュー調査の実施、(4)日本の健康権遵守状況に関するモニタリング調査の実施、(5)国際シンポジウム「健康権の再検討 : 近年の国際的議論から日本の課題を探る」の開催とシンポジウムでの報告、(6)本研究テーマに関連する論文及び著書の発表

研究成果

• [雑誌論文] 日本のがん対策の動向-健康権保障の観点からの一考察- (2008)
  • 著者名/発表者名: 棟居徳子
  • 雑誌名: 立命館人間科学研究 16 ページ: 105-115
  • 査読あり
• [図書] 若者の雇用・社会保障-主体形成と制度・政策の課題 (2008)
  • 著者名/発表者名: 脇田滋・井上英夫・木下秀雄
  • 総ページ数: 266
  • 出版者: 日本評論社
• [図書] 実務社会保障法講義 (2007)
  • 著者名/発表者名: 井上英夫・高野範城
  • 総ページ数: 569
  • 出版者: 民事法研究会
• [備考] 棟居徳子、日本における健康権保障の現状 : 健康権の指標からみた日本、国際シンポジウム「健康権の再検討 : 近年の国際的議論から日本の課題を探る」、2009年1月10日、立命館大学衣笠キャンパス
• [備考] 棟居徳子、患者・家族の健康権保障・生活保障の観点から日本のがん対策を考える、第4回がん患者大集会関西ブロックプレシンポジウム、2008年11月30日、大阪府成人病センター
• [備考] 棟居徳子、日本のがん医療政策と健康権保障-社会保障法学の立場から、NPO法人がん患者団体支援機構・記念講演会、2008年4月20日、東京医科歯科大学付属病院