研究課題
若手研究(スタートアップ)
MFA撤廃とそれに伴う国際的な縫製品取引の競争が激化している中でも、ベトナムの縫製産業は一定の成長を実現している。しかしながらその産業内の企業パフォーマンスは一様でない。生産工程を中心とした高度化を実現し、競争力を強化した企業がある一方で、高度化がほとんど実現できず、労働力の確保すら困難な企業もあった。こうした高度化の可能性は、どのような仕向け先の生産・流通ネットワークといかに関わっているかという点が作用していることが明らかとなった。同時に、より知識集約度の高い機能をになうような高度化を実現するためには、国内市場が重要な役割を果たす可能性も明らかとなった。
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化学経済 6月号(印刷中)
工藤年博編『ミャンマーにおける縫製産業の現状と発展可能性-日本市場への参入を中心として-』((財)貿易研修センター)
ページ: 1-12
Working Paper WPF-28, Economic Society of Kansai University
ページ: 1-23
坂田正三編『変容するベトナム経済と経済主体』調査研究報告書(アジア経済研究所)
ページ: 89-117
Asian Profile 35(5)
ページ: 521-529
Ritsumeikan Center for Asia Pacific Studies (RCAPS) Working Paper No.07-1
ページ: 1-15