研究課題
若手研究(スタートアップ)
市町村合併を契機に実施事例が飛躍的に増加した住民投票を対象とし、その背景と成果を探るため、群馬県旧富士見村・旧榛名町を対象に調査を行った。その結果、(1)市町村合併をめぐる住民投票は、合併の是非の意向確認に重点が置かれ、住民参加制度をつくろうという意志は強くなかったこと、(2)ただし、住民投票をきっかけとして、新住民の地域政治への参加や、首長・議員選挙で、合併を判断基準とする投票行動が見られるようになったこと、が明らかとなった。
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現代社会学研究 21
ページ: 1-17