研究課題
若手研究(スタートアップ)
サンゴ骨格中のストロンチウム/カルシウム(Sr/Ca)比やマグネシウム/カルシウム(Mg/Ca)比は、海水温指標としてこれまで世界的に広く測定されているが、近年これら微量元素が海水温のみではなくサンゴ骨格の成長速度にも依存している可能性が指摘されている。そこで本研究では、温度と光量のみを厳密に制御したサンゴの飼育実験を行い、Sr/Ca比はこれまでの報告と同様海水温に、一方Mg/Ca比は温度ではなく成長速度により強く依存して変動していることを明らかにした。
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Science of the Total Environemnt 406
ページ: 123-130
Geophysical Research Letters 34
ページ: doi : 10. 1029/2007GL029628