研究課題
若手研究(スタートアップ)
本研究は、光化学反応によって生成する反応中間体上の不対電子スピンを高速で検出する新たな手法を開発することを目的に行った。励起三重項状態を試料として、時間分解ファラデー回転測定装置の試作を行った。理論的研究から、反応中間体上の不対電子スピンのダイナミクスに対する重原子の効果および外部磁場の効果を明らかにし、測定に最適な外部磁場条件を明らかにした。不対電子スピンを高速で精度よく検出するためには、装置のさらなる高感度化が必要であることが示唆された。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)
Journal of Physical Chemistry B 112
ページ: 14185-14192