研究課題
若手研究(スタートアップ)
ミトコンドリアのシングルサブユニット・NADH-キノン酸化還元酵素(ndi1)のキノン結合部位を、類似の構造を持つと予想される酵素の立体構造を元にして部位指定変異体を作製し反応速度論的に解析した。その結果、キノンの結合部位は補欠分子族FADの近傍にあるNADH結合部位とほぼ同位置に存在することが明らかとなった。しかし、キノンの反応生成物であるユビキノールがNADHを非競合的に阻害することから、両基質の結合部位は比較的近い位置にあるが、空間的に重複していないことが示された。
すべて 2007
すべて 学会発表 (2件)