研究課題
若手研究(スタートアップ)
森林流行病であるマツ材線虫病の病原体マツノザイセンチュウについて、薬剤作用部位及び作用機作の解明を目的とした分子生物学的研究を行った。現在防除に使用されている樹幹注入剤の標的分子であり、神経伝達に関与するアセチルコリンエステラーゼに着目し、同線虫ゲノムから同酵素をコードする遺伝子断片を複数単離し、塩基配列及びイントロン挿入位置を明らかにした。また、同線虫の体表構造を成長過程別、病原力系統別に精査し、体表構造特性が薬剤作用性に影響を与えている可能性を見出した。
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Nematology 11(2)
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Japanese Journal of Nematology, accepted