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2007 年度 実績報告書

脳梗塞におけるアディポネクチンの保護作用に関する解析

研究課題

研究課題/領域番号 19890112
研究機関京都大学

研究代表者

西村 真樹  京都大学, 医学研究科, 助教 (60452348)

キーワードアディポネクチン / 脳卒中 / 肥満 / メタボリックシンドローム / 脳梗塞
研究概要

中大脳動脈閉塞モデルは脳血流をレーザードップラーでリアルタイムにモニターした上で顕微鏡下に内頸動脈よりシリコンコーティングした8-0ナイロンを挿入し中大脳動脈の閉塞を行い。ナイロンを抜去することにより再還流することをを確認した。マウスは虚血後2時間と24時間で行動評価を行い、梗塞面積を評価する場合には24時間後、もしくは48時間後にTTC染色もしくはHE染色にて評価した。今年度京都大学において当モデルを確立し、以前の報告の梗塞面積や行動所見と大きな差がないことを確認した。アディポネクチンノックアウトマウスにおいて高速面積が増大し、さらにアディポネクチンノックアウトマウスとWTマウスをもちいて脳虚血後のeNOS,リン酸化eNOSを免疫染色、western blottingにて評価を行い、アディポネクチンノックアウトマウスについてリン酸化eNOSが減少することを確認した。現在さらに慢性期と炎症を示すマーカーについて変化がないか検討中である

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Adiponectin Prevents Cerebral Ischemic Injury Through Endothelial Nitric Oxide Synthase-Dependent Mechanisms2008

    • 著者名/発表者名
      Masaki Nishimura
    • 雑誌名

      Circulation 117

      ページ: 216-223

    • 査読あり
  • [学会発表] アディポネクチンの急性期脳虚血保護作用の解析2008

    • 著者名/発表者名
      西村 真樹
    • 学会等名
      第33回日本脳卒中学会総会
    • 発表場所
      京都国際会館
    • 年月日
      2008-03-21

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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