研究課題
若手研究(スタートアップ)
本研究では、健康な高齢者と長期臥床高齢者を対象に、仙骨部の温度伝導率の推定をおこなった。その結果、温度伝導率は、健康高齢者よりも長期臥床高齢者が明らかに低い温度伝導率であり、臥床による圧迫による血流への影響を評価できていることが考えられた。本研究成果から、温度伝導率を褥瘡発生予防のために、皮膚組織の血流状態を評価するツールとして使用できる可能性が示唆された。