研究課題
若手研究(スタートアップ)
骨肉腫患者と健常人における葉酸代謝関連遺伝子であるRFC1とMTHFRの一塩基多型を検討し、日本人の骨肉腫患者ではRFC-1のallele80にAAを持つ群が有意に多いことを発見した。この一塩基多型が骨肉腫の発生に影響を及ぼす可能性が示唆された。また、メソトレキセートによる治療を受けた骨肉腫患者においてRFC1の一塩基多型とメソトレート投与後の肝機能障害、MTHFR allele677の一塩基多型と生命予後とに相関を認め、予後や副作用の予測に有用であると考えられた。
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